2026-10-02
完全に粉砕した歯を残して美しい補綴まで #マイスター歯科 #再植術 #歯を残す治療
外傷で歯根が粉砕し抜歯宣告を受けた前歯を、破折歯接着再植術と審美補綴の連携により美しく残した治療事例です。精密診断から接着、再植、8ヶ月の経過観察を経て健康に機能するまでの過程を解説します。抜歯を宣告された歯の温存治療をお探しの方へ向けて詳しく紹介します。


残せそうに見えても残せない歯があり(代表例:重度の歯周病)
無理そうに見えても、実は残せる歯もあります。
本日ご紹介する歯がまさにそのようなケースです。外傷によって歯が粉砕し、治療不可能(抜歯)の診断を受けた後、
ご自身の大切な前歯をどうしても諦めきれず、その状態のまま耐えてこられた患者様です。

歯科関係者であれば、この写真を見た瞬間に「この歯を残すなんてあり得ない!」と言うような状態です。
歯根が3段以上に粉々に割れており、
運良く歯が抜け落ちず口の中に留まっていただけで、いつグラグラして脱落してもおかしくない歯でした。
前述の通り、患者様はどうにか方法はないかと耐え忍んだ末に当院を訪ねてこられました。
精密検査の結果、奇跡的にも試みる価値のある状態だと判断されたため(CTや各種検査を通じて確認します)、
破折歯の接着再植術を行ってみることにしました。

細かく割れた歯の破片を慎重に取り出し、丁寧に接着します。
正直なところ、処置を行いながらも「本当にうまくいくか、駄目だったらどうしよう」と心配しつつ、患者様と一緒に経過を待ちました。

8ヶ月が経過しましたが、歯はしっかりと固定され、異常な反応もありません。
歯を残すことができたことに対して大変感謝してくださいました。
歯根は私が救い出しましたので、補綴治療は前歯補綴の国内第一人者である
瑞草(ソチョ)マイスター歯科のコ・ヨジュン院長にお願いしました。

破折歯の接着温存+前歯審美補綴の大家とのコラボレーションによって成し遂げられた、非常にやりがいのある「歯を残す治療」でした。
私は簡単な治療や一般的な診療は行っていません。
抜歯宣告を受けた歯を残す治療や、神経を取らず被せ物(クラウン)もしない接着セラミック修復治療を専門に行っています。
簡単で単純な診療や口腔検診は行っておりません。
詳しい解説はYouTube動画をご確認ください。

#ヒビの入った歯 #破折歯 #意図的再植術 #チェ・ヨンフン院長 #歯を残す治療
よくある質問
外傷で歯根が粉々に割れた歯でも残せますか?
はい、精密検査の結果によっては、破折歯接着再植術により残せる場合があります。歯根が3段以上に割れていても、歯の状態やCT精密診断を通じて可能性を評価し、取り出した破片を接着して元の位置に再植する処置を行います。
破折歯接着再植術の治療過程はどのように進みますか?
割れた歯の破片を慎重に取り出して丁寧に接着した後、元の位置に再び植立します。CTなど様々な検査で温存可能かを判断した上で手術を進め、骨と歯がしっかりと固定されるよう一定期間経過を観察します。
歯の再植術後の補綴治療はどのように行われますか?
再植術によって歯根が安定して回復した後に補綴治療へと進みます。本症例では、接着再植術後に8ヶ月間経過を観察して歯が硬く固定されたことを確認した上で、瑞草マイスター歯科にて前歯の審美補綴治療を行い美しく仕上げました。
歯周病でグラグラする歯も再植術で残せますか?
いいえ、重度の歯周病がある歯を残すことは困難です。本文でも触れているように重度の歯肉疾患がある歯の温存は難しいですが、外傷による破折歯であれば条件次第で接着再植術により奇跡的に残せる可能性があります。