2026-09-22
虫歯が大きいからといって、必ずしも神経の治療(根管治療)をするわけではありません #意図的再植術 #チェ・ヨンフン院長 #セラミック治療
虫歯の大きさだけで神経治療の要否は決まりません。重要なのは「可逆性」か「不可逆性」かの正確な診断です。可逆性歯髄炎であれば神経保護や接着セラミックで天然歯を保存できます。症状が悪化する前の早期治療が肝心です。


一般の方が歯の状態をよくご存じないのは当然のことですが、
歯科大学で教わる歯科学の中で最も重要なことこそが、まさに
「可逆性歯髄炎」と「不可逆性歯髄炎」の鑑別です。
もし歯科医師国家試験に1問だけ出題しろと言われたら、
断言しますが、
「可逆性歯髄炎と不可逆性歯髄炎を比較して記述せよ」です。
この2つを区別することは歯科学の基本中の基本であり、
南と北、プラスとマイナスのように、決して変わることのない歯科学の根幹です。
これがそれほど重要な理由は、
可逆性か不可逆性かによって治療方法も異なりますが、
治療結果もまったく違ったものになるからです。
それなのに、このように重要な基準が明確にあるにもかかわらず、
虫歯が大きいから(実際には大きい・小さいというのも基準がなく信頼できませんが…)神経の治療をしなければならないと言われるケースがあるようです。
虫歯が大きくても可逆性歯髄炎であれば神経の治療をする必要はありませんし、
虫歯が小さくても不可逆性歯髄炎であれば神経の治療をしなければなりません。
これは歯科学の絶対的な根本であり、歯科治療の基本です。
レントゲンと患者様の症状を総合的に判断し、
可逆性歯髄炎であれば神経の治療をしなくても大丈夫です。
ここで申し上げたいのは、
可逆性と不可逆性の境界線まで我慢してから歯科医院に行って揉めるのではなく、
(なぜなら不可逆性の直前になると判断が非常に難しくなるためです)
初期の虫歯のうちに確実に神経保護処置を受け、接着セラミック治療を受ければ、
患者様にとっても歯科医師にとっても良い結果になります。
私もギリギリのケースでは、神経治療の可能性や再植術の可能性までお伝えした上で治療を行います。
大学入試の前日になってから予備校街でカリスマ講師を探すのではなく、
可逆性歯髄炎であることが確実なうちに、前もってきちんと正確な治療を受けることが最善の方法です。
当院は抜歯宣告を受けた、残すのが難しい歯の保存治療を主に行っております。
インプラントに関するカウンセリングおよび診療は一切行っておりません。
単純な虫歯治療や定期検診は行っておりませんので、何卒ご了承いただけますようお願いいたします。

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よくある質問
虫歯が大きいと、必ず神経の治療を受けなければなりませんか?
いいえ、虫歯が大きいからといって必ず神経の治療を行うわけではありません。レントゲンと症状を総合して可逆性歯髄炎と診断されれば、神経の治療を行わずに神経保護処置によって天然歯を保存することができます。
虫歯のサイズが小さくても神経の治療が必要な場合はありますか?
はい、虫歯が小さくても神経の治療が必要になることがあります。炎症がすでに回復不能な不可逆性歯髄炎の段階まで進行している場合、見た目の虫歯の大きさにかかわらず神経の治療を行う必要があります。
可逆性歯髄炎の段階ではどのような治療を行いますか?
神経保護処置および接着セラミック治療を行います。可逆性歯髄炎であることが確実な初期段階で適切な神経保護処置を施し、セラミック治療を行うことで、神経を残しながら治療することが可能です。
歯科治療を先延ばしにせず、初期のうちに受診すべき理由は何ですか?
可逆性と不可逆性の境界ギリギリまで我慢してしまうと、診断と治療が極めて難しくなるためです。不可逆性の直前の状態では判断が難しくなり、神経治療や歯の再植術が必要になる可能性が高まるため、早期治療が非常に重要です。